ベースブレッドを自作でするのは無理ゲーだった件。再現不能？

ベースブレッドをホームベーカリーで再現できるのか検証しましたが、夢に終わりました…。

ベースブレッドは1個200円で買えるので、ぶっちゃけ作る手作りより買う方が良いというのが結論です！

ベースブレッドを自作する！作り方は不明…

ベースブレッドは30種類以上の栄養素が摂れるパンです。

自宅でベースブレッドを自作できれば、家計が助かるだけでなく、一躍ヒーロー(？)になれそうですよね！

もちろん作り方は分かりませんが、ホームベーカリーで再現できるのか検証してみました！

①：材料をチェック！

今回、自作しようと試みるベースブレッドはプレーンです！

なぜプレーンかというと、一番作り方のハードルが低そうだからです。

まずは、ベースブレッド(プレーン)の原材料を見てみましょう！

小麦全粒粉、小麦たんぱく、還元水飴、大豆粉（遺伝子組換えでない）、もち米、発酵種、鶏卵、ライ麦全粒粉、小麦胚芽、米ぬか、バター、食用こめ油、チアシード、パン酵母、米酢、食塩、小麦粉、海藻粉末、粉末油脂、真昆布粉末、サトウキビ抽出物、酵母/酒精、調味料(無機塩)

ベースブレッドの主原料は栄養価が高いと言われている小麦全粒粉です。

ベースブレッドは体に悪い原材料や添加物が少ないので、材料を揃えるのも骨が折れます。

ホームベーカリーで作る一般的なパンと言えば、小麦粉・牛乳・バター・イースト(酵母)が一般的ですよね。

まずは小麦全粒粉で上手くパンが焼けるのかという壁に直面します。

原材料は多いものから順番に書かれているので、小麦粉はバターどころか食塩よりも少ない量。

つまり、ベースブレッドを自作するには、ほぼ小麦全粒粉でパンを焼かねばいけないのです。

他にも、チアシード・海藻・昆布など、どうして良いか分からない食材がありますが、後で考えますね！

②：小麦全粒粉99%でパンを焼く！

ベースブレッドを自作する以前に、ホームベーカリー初心者は小麦全粒粉でパンを焼くのがハードモードです。

小麦粉と50:50ならともかく、小麦全粒粉99%だと上手く膨らまない可能性が大！

小麦全粒粉のパンを上手く焼くコツは次の3つです！

小麦全粒粉のパンを焼くためには、「全粒粉モード」など全粒粉に対応したホームベーカリーを使うことが重要です。

性能がまずまずのホームベーカリーでは、小麦80%全粒粉20%あたりでふわふわの限界がきます。

これをグレードアップすることで、小麦40%全粒粉60%でもふわふわにできますよ！

ただ、ベースブレッドは小麦全粒粉が推定99%です。

残りの40%を埋めるために、粒の細かい全粒粉を選んだり、発酵時間を長くしたり、試行錯誤が必要です。

ちなみに我が家のホームベーカリーは古いので、超えられない壁がありますね…。

③：チアシードを投入で膨らみがUP！

小麦全粒粉がメインのパンを焼くことに成功したら、次の食材を足してみましょう！

筆者は前項ですでに脱落しているので、高性能なホームベーカリーを持っている人に望みを託します！

大豆粉(きな粉)を入れるとさらに膨らみが悪くなりそうですが、希望の光がチアシードです！

チアシードを入れるとパンが膨らみやすいので、プラマイゼロと考えてOKかもしれません。

④：海藻粉末・昆布粉末を隠し味に☆

ベースブレッドは栄養価が高い小麦全粒粉などをベースに、足りない栄養素は海藻や昆布などで補われています。

原材料の順番から見て塩より少量なので、ほんの少し隠し味(？)程度に海藻と昆布を入れれば完成です！

・・・・・・・・。

いや、絶対に完成しない！無理ゲーだわ！！！

絶対に買った方が早いな…(ポチッ)

ベースブレッドの手作りは夢に終わった…

ベースブレッドが自作できるのかを検証してみましたが、夢で終わりました。

まず、全粒粉99%のパンを上手く焼けないとスタートラインに立てないので、ホームベーカリー初心者の大半がここで滅びます。

他にも栄養価をUPするために、海藻や昆布を入れる発想がすごいですね！

イメージはFF14の賢人パンに近いのかもしれません。

これで美味しいのが不思議です。ベースブレッドすごい！(語彙力)

全粒粉やチアシードはお値段もそこそこなので、個人で食べる量を作るなら買った方がいいです。

ただ、小学生の夏休みの自由研究に手作りしてみると、良い思い出になりそうですね…(たぶん)

プレーンでこの難易度なので、メープルやカレーも存在しているのに驚きを隠せないレベルです。

ベースブレッドを食べたことがない人は、一度試しておくと話のネタに十分ですよ♪